レナード彗星とお別れ


2022年1月5日夕方のレナード彗星です。

夕方という表現をしておりますが、時間は既に23時57分。まだ天文薄明が終っていません。

ぶっちゃけ、もう少しで白夜帯に入りそうな場所に住んでいますので、天文薄明が終ったと言えども、地平線に近い辺りはご覧の様に明るいです。何度も申し上げておりますが、これは街明かりではありません。この方角に住んでいる人は、恐らく十数名しかいないはずです。その向こうは南極大陸まで海ですので。

メインの尾も短くなりましたが、細い尾が「辛うじて」画角をはみ出して写っていますね。出来るだけ雲が彗星の姿に重ならない写真を選んでスタックしたつもりですが、それでも黒く写ってしまっていますね。

今回の彗星撮影は、この雲との戦いになりました。彗星の周辺だけ曇っているという状況がほぼ毎回続きました。その他は全天晴れているのに・・・。

またクィーンズタウンは緯度が高過ぎました。かと言って、相手は大自然の賜物。二度と太陽系には飛来しないそうですが、ええ旅をして欲しいものです。

Canon EOS 6D SEO-SP4、Tomytec BORG 77EDII + ED Reducer F4DG、 ISO2000、180秒x3枚、DeepSky Stackerでダークフレーム32枚と、フラットフレーム32枚を含めてスタック。





昨年2021年のクリスマス前から追いかけて来たレナード彗星 C/2021 A1 ですが、この日、2022年1月6日の撮影が最後になりそうです。

画角をはみ出していた尾も写らなくなりました。この日は撮影地に向かう道中で腹の具合が悪くなり、トイレタイムが長くなってしまったことと、撮影地の地面が知らぬ間に芝生に覆われていた事もあり、一枚目の撮影開始時間が何と24時36分。

既に彗星の高尾は6度まで下がっており、3枚目を撮る頃には、写真左下に山肌が入り込んでしまいました。

彗星がこれから太陽の裏側に回り込もうとしており、尾の向きも地球の真反対になろうとしているので、短くなって当然ですね。彗星の尾って、進行方向の後ろ側に伸びるのではなく、太陽の反対側に伸びるって習いましたよね。

そう、太陽の裏側に回り込んでいるので、尾は地球の反対側に伸びている事になります。下記のURLをご覧になってみて下さい。3Dで彗星や惑星、太陽の位置を見る事が出来ますので。

https://ssd.jpl.nasa.gov/tools/sbdb_lookup.html#/?sstr=C%2F2021%20A1&view=VOP

これから直ぐ近くに月が居座り、月はドンドン大きくなっていきますので、撮影はこれにて終了です。

オーロラとのツーショットを撮るチャンスもあったのですが、残念ながら全天曇ってしまいまして、それも叶いませんでした。次回の彗星が南の空に現れるなら、是非ともオーロラと一緒に撮ってみたいものです。

それではレナード彗星に別れを告げたいと思います。皆様とは、次回の写真でお会いしましょう。

Canon EOS 6D SEO-SP4、Tomytec BORG 77EDII + ED Reducer F4DG、 ISO2500、180秒x3枚、DeepSky Stackerでダークフレーム16枚と、フラットフレーム32枚を含めてスタック。




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