冬季オリンピック会場の空が灰色じゃない


皆様、中国は北京で開催されている冬季オリンピックをご覧になってますか?

ここニュージーランド南島クィーンズタウンでは、隣り街出身のゾイ・サドフスキ・シノット選手、通称ゾイちゃんが女子スノーボード・スロープスタイルで金メダルを獲得し、その相棒である同種目2人目の選手が次男坊の同級生であるクール・ワクシマちゃん。

そしてアルペンの女子大回転ジャイアントスラロームには長男坊と同級生のアリス・ロビンソンが出場したりなんかして、決して遠いオリンピックではない感じです。

残念ながら人口が少ないので、全種目に選手を送れていないのですが、人口500万人のニュージーランドでも金メダル1つを獲得出来ています。

スキーしかしない筆者でも、ゾイの最後の大技に発狂しかけました。あれって男子の技でっせ。

クールは前日の練習で怪我をして十分な結果を残せませんでしたが、アリスと同様に人工雪に泣かされている感じです。

そしてそのTV映像を見ていると、北京の空がかなり青い事に気が付きます。調べてみると旧正月なのに爆竹禁止令が敢行されているそうで、政府が青い空をキープする為に躍起になっているのだそうですね。

そこで例の大気汚染サイトで空気の汚れ具合を調べてみました。上の図が北京の真夜中の数字です。中央右下に北京市があり、中央左上の湖の直ぐ上にアルペンスキーなどのメイン会場があります。

夜は石炭で暖を取っているからか、昼間よりも数値が悪いです。昨日の昼間は数値が30~40程度でしたから。

いつもは軽く150を越え、万人が肺疾患になってしまうレベルの数値が並んでいますが、オリンピック期間中は頑張ってくれているみたいですね。






しかし、北京の南側はいつも通りで真っ赤な看板が埋め尽くしています。このAQI地図を調べると、一発でバレてしまいます。

そして相変わらずお隣韓国の数値が高く、中国から風に流されて不純物が流れ込んでいる事が分かります。また日本でも九州、四国、中国地方の数値が高く、中国に近いとPM2.5等の大気汚染物質が流れ込んでいるのが見てとれます。

車業界が頑張ってガソリンやディーゼルエンジンを廃止し、電気や水素自動車の開発に「てんやわんや」なのに、中国やインドの田舎では大気汚染物質を出しまくっている現実が存在します。

日本でも真夜中の数値がご覧の通りに高いのですが、高速道路を走る大型トラックからの窒素化合物が排出されているのでしょうか?

北半球には世界人口の92%が住んでおり、しかも大気汚染物質は成層圏まで舞い上がらないので南半球側にはやって来ません。

永遠に北半球で浮遊し続けるという事になります。

なので中国とインドに協力してもらわないと、北半球の空気が綺麗になる事はないのです。






最後に私の住むクィーンズタウンの数値をご覧下さいませ。

何と「0」です。

南半球には約6億人強しか住んでおらず、PM2.5等の大気汚染物質は天然由来の物、例えば花粉等しか存在しません。またNZニュージーランドは「水半球」のド真ん中に位置し、海洋が不純物を吸い取る事からこの数値が当たり前となっています。

パンデミック前に中国本土からの観光客が大勢来られていましたが、お土産として売れていた商品の一つに

「ニュージーランドの美味しい空気」という缶詰やスプレー(機内持ち込み可のもの)

がありました。今は船で輸出されているかもしれませんね。売れていると良いのですが。

ニュージーランドは今年段階的に鎖国を終えていく発表がありました。7月には鎖国を解き、海外からの観光客を受け入れるそうですが、全ては変異種の出方次第で変わるとの事。

鎖国が解かれたら、深呼吸をしにお越し下さい。ついでに夜空全体が星に覆われて銀色になっている様を味わいにお越し下さい。私は3日間連続で南十字星近辺のタイムラプスをカメラ3台で撮ってました。

そろそろ朝方には高く昇って来る時期ですので。






閲覧数:0回0件のコメント

最新記事

すべて表示