
固定撮影で頭の真上を狙いました

2022年4月。暖かくなってきましたか?
こちら南半球のニュージーランド南島は昼夜の寒暖差が大きくなって来て、晴天時の朝方は気温が一桁の前半まで落ちる頃となりました。
既に夏時間も終わり、暗くなるのも早くなりました。そして太陽の活動期に入り、頻繁にオーロラが出るので、天候が許す限りほぼ毎晩撮影に出向いています。
そして朝方になると天の川の最も濃い部分が天頂に差し掛かります。それを撤去前で疲れている事から追尾せずに固定撮影で撮ったのがこの写真です。
天体改造EOS 6D SEO-SP4にサムヤンの35mmF1.4を取り付けF2.8まで二絞り。ISO感度を12800まで上げ、ソフトフィルターで時間稼ぎの15秒露出です。
繰り返しますが、三脚を使った固定撮影です。魅力的でしょ。
中央下の黄色い星がアンタレスで、さそりの尻尾は中央上でとぐろを巻いています。
中央右の黒いのはキウイ星雲(NZ人は皆そう思ってる)で、その上に干潟や三裂星雲。
さそり座と銀河中心部が頭上を通過するんですよ。もうそれだけでNZ南島に来る価値あると思いませんか?近い将来に是非お越し下さいね。