天文改造機を一般撮影で使うために


「若しかして天体用に改造したデジタル一眼カメラが昼間に使えるんチャウか?」

AliExpressという中国のネットショップを見ていると、予想外のものが「信じられない価格」で売られている事がある。

何処で買おうとも、製品の多くが「世界の工場」=中国で作られている。それを考えると配達までに平均2カ月もかかり遅いけど、中国のネットショップで、しかも海外まで超お安く送ってくれるAliExpressはなくてはならない存在となっている。

そこで見つけたのが、写真の UV-IR Cut Filter です。

これまで3台のキャノン製カメラを天体用に改造して来たが、当然「赤外除去フィルター」を撤去してもらっているので、紫外線も赤外線も写ってしまう。早い話、昼間は使えないのだ。

カメラの色設定を触って強制的に昼光下で撮影した事があるが、やはり色がおかしい。そこで発見したのが UV-IR Cut Filter。

写真の77mmを試しに買ってみた。手元にフィルター径77mmのレンズが3本もあるので都合が良い。





これが天体改造機に UV-IR Cut Filter を取り付けて撮った写真です。RAWで撮り、そのままの状態でJPEGに落としたものです。

写真中央付近はまだマシだが、周辺は青く染まっており、早い話「使い物にならない」。

焦点距離16mmで撮っているのが悪かったのか、それとも望遠レンズだと使えるのかは分からないが、とにかく二度と使う気にはなれなかった。

ソフトフィルターもセンサー近くに噛ました方が、星像が楕円形にならずに綺麗に撮れるのと同じ理由だとすれば、やはり赤外除去フィルターも同様だと思われる。

決してレンズの前玉前に取り付けるものではないのかも知れない。それよりもこのフィルターは非改造カメラの一般撮影時に力を発揮するものなのかもしれない。






最後に天体改造機で撮った写真をご覧下さいませ。やはり赤味が強いが、未だこちらの方がマシの様に思える。どちらもナチュラルで撮影しており、条件は同じです。

フェンスの直ぐ外側にあった大木からの落葉でこの芝生が殆ど破壊されたのを再生中で、芝生の根を太く深く、そして地面の中で横に長く成長させるために、結構ボウボウに生やしています。NZの芝生はその殆どが「冬の芝生」種なので、短く刈り込む事はしません。

さて、結局のところ購入した赤外除去フィルターは使い道があるのかないのか分かりません。台湾の会社でSTCでしたっけ。こちらだとセンサー前にクリップイン式で取り付けられる赤外除去フィルターがあるので、次期天体改造カメラが何になっても対応してくれるものと思います。

そう言えばCANONさんが3種類のミラーレス一眼を開発中だそうで。その中の1つでも条件に合えば、Nikon Z6IIと比較してみたいと思います。

さて今回の結論ですが、「世の中そんなに甘くない」でした。






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