4色オーロラ再び


今回も2022年3月14日未明に撮影したSouthern Lights サザンライツ(南半球のオーロラ)ネタでございます。撮影時間は午前5時16分。天文薄明開始まで40分に迫った中で、「やはり」今回も紫と青色ーロラが出て来ました。

今回着弾したフレア爆発による衝撃波は第3波まであり、私が住むニュージーランドは月没時間少し前の午前2時20分頃から最盛期を迎え、オーロラはその後も色々な形に姿を変えながらその舞を続けていました。

そして朝方はお約束通りに最上段の2色である紫と青色が出てくれました。しかも大マゼラン星雲と小マゼラン星雲の間を割って入る姿となり、これは天文ファンでなくても興奮したに違いありません。

そして天文薄明(空が白んでいる状態)開始後の午前6時20分頃、薄明かりの中で第2波のダンスが少し写り、そして夜明けを迎えました。その数時間後に第3波が来たのですが、ここニュージーランドは太陽が昇った後。オーロラが見える訳はありません。

しかし、その頃に夜を迎えた欧州では最も大きかった第3波が着弾し、デンマークやドイツ北部、英国北部といった、いつもはオーロラとは縁のない場所でも低緯度オーロラが撮影されていましたね。

では朝方に何故高層のオーロラ(紫色、青色)が出やすいのでしょうか。それは地球の自転により、楕円形のオーロラベルトから遠ざかるからです。地球の磁力線は地磁気極点を中心に、ミルクの王冠の様に広がって行きます。ベルトから遠ざかれば、磁力線の高度も自然と上がりますので、上層のオーロラが出安くなるのはごく自然な事です。

ただオーロラツアーで訪問される地は一晩中オーロラベルトの真下にありますので、磁力線は低いまま。上層の紫、青色が出現する事はかなり稀な事だと言えるでしょう。

もしオーロラ5原色の同時撮影を狙われるなら、オーロラベルトから離れる必要があります。

天体改造Canon EOS 6D SEO-SP4, Samyang 35mmF1.4 (F2.8)、ISO5000、10秒x1






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