NASAに写真を提供するんじゃなかった・・・


2022年4月2日夕刻。3月末から連日で太陽黒点のフレア爆発が続き、そのCME(コロナ質量放出)が毎晩地球に到達していたので明るい内から自宅を出発。ガソリンの値上がりが尋常じゃないので近場の「いつもの場所」にやって来ました。

毎度私が独りでひっそりとオーロラや天の川の写真を撮っている場所なのだが、前日の4月1日と同様、何台もの車が湖岸に集っており、既に三脚を立てての臨戦態勢状態ではないですか。

彼等の邪魔にならない様に、通常は大きな4WD車しか走れなさそうなデコボコ道にハイエースで突入。そこに「いつも通り」4台のカメラを設置し始めました。

すると後10分で天文薄明が終るという薄明りの中、南南西の空を中心に何本もの光柱がそびえ立ち始めました。結論から申し上げると、この日はこの瞬間がMAXで、その後は平凡な赤い壁が続く夜となりました。

その後も強力LEDヘッドライトの車が何台もやって来て湖を照らしてくれるので、タイムラプスの連続写真に写り込んでしまったではありませんか。いつも誰もいないのに、ここ数日間は邪魔され放題で大変困りました。

ところで写真左下の緑色オーロラの下にピンク色のオーロラが写っていたら、オーロラ5原色同時撮影に成功!となるのですが、24ミリ広角レンズで撮っているので、良く分かりまへんなぁ。






そんな中、一人の男性が私の所にやって来て話しかけてきます。

私は「もう今日は終わりだよ」と太陽観測衛星DSCOVRのサイトを見せながら肝心な所を説明してあげたのですが、逆に何故こんなに車が多いのか、何故君はここにいるのかと尋ねたら、Facebookのサザンライツページでフレア爆発の衝撃波が来ると書いてあって、そしてNASA運営のSpaceweather.comに掲載されていた写真が、恐らくここで撮影されたものだと思って…という回答。

もしかしてこれか?と私の写真を見せると、「あっそうそう、その写真。やっぱり」と彼の勘は当たっていたらしい。

そう大量の集団は、私がNASAに提供した赤いオーロラの写真を見て撮影場所を特定し集まったのだという。私は自分の首を自分で締めていたのです。

まあ地域の活性化に貢献出来ればとは思うのだが、強力白色LEDライトをぶっ放す奴ばかりで、私が細々とした赤色ヘッドライトを当たり前の様に使っているのが馬鹿馬鹿しくなるほどのマナーの悪さに閉口してしまいましたとさ。

まあもう直ぐするとこの撮影地も住宅街になって、また新しい場所を探さないとアカンのんでしょうけど。

でも危険な動物が全くおらず、治安も良い。真っ暗な中で得体の知れない謎の東洋人に声を掛けるなんぞ、他国だったら射殺されてもおかしくないしね。

ちなみにこの赤い写真は前日の4月1日深夜25時28分に撮ったもので、野次馬連中は全員撤収した後のもの。だってあれだけ強力白色LEDライトや車のハイビームをぶっ放しておきながら、現地滞在時間は30分とか、長い奴でも2時間とかやし。

ホンマに冷やかし止めて。恐らくはカメラを天体用に改造していないので写りが悪くて早々に諦めたのだろうけど。私もそろそろオーロラの記念撮影に飽きて来たので、場所を変えましょうかね。でも携帯が圏外になって、刻々と変わる太陽風の情報が分かんなくなるんだよな。田舎だから。






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